「存在をかけて戦う者達を軽視した当然の報いだ」
ルウム戦役の後編。
連邦軍総大将レビルがいかに捕縛され、いかに地球に帰還したか、そこからどう戦局が展開していくかが描かれる話。レビルに絡んで、デギン・ザビの豹変ぶりが実に面白い。ただレビル自身の人格が結構短絡的だったのは残念。まぁでもよく言われるように「オリジナル」とどうこううんぬんとは思わないので、単純にストーリーとして楽しめているからおっけ。
僕自身はいわゆる「ガンオタ」ではなく、モビルスーツとか浪漫とかいったものにはさほど関心がない。むしろザビ家内外の愛憎劇や渦巻く陰謀、シャアという男の立身出世ぶりなど『政治』の要素が実に興味深い。よく知られるところであるが、冒頭で引用したセリフなど真に迫った哲学的名言が散在している。今回も最後のあたりの「なんだかんだといっても、みんな、戦争がしたいんだ」というのは実に身にしみるセリフである。
2006.12.27 trackback(0) comment(0)